Tilman Müller-Stoy(ティルマン・ミュラー-シュトイ)

Prof.(大学教授)、Dr. jur.(法学博士)

Tilman Müller-Stoyは、ドイツの特許を専門とする訴訟弁護士として広く認知されています。同氏は、BARDEHLE PAGENBERGにおける欧州特許訴訟グループの共同代表者を務めており、欧州の統一特許裁判所の先駆者的存在となるべく邁進しています。また、知的財産分野において20年以上もの経験を持っており、これまでに裁判所や特許事務所における何百件もの特許紛争(権利化手続きを含む)を担当し、著名な多国間問題に焦点を置いてきました。欧州の主任カウンセルとして調整役を務めることが多く、関連するすべての管轄区域に対する同氏の法律や手続きに対する堅固な理解力を基に顧客を援助しています。同氏の専門分野は、通信、IT、家庭用電化製品、自動車、医療機器、生命科学など、多数の技術や部門に渡っています。また、商事調停人としての訓練も受けており、国内および国際的な調停および仲裁を含む知的財産に関連した裁判外紛争解決手続(ADR)の援助も行っています。

同氏は、多数の標準およびこれに関連する業界の慣行、そしてその根底にある経済学的側面に関する深い知識があるため、特にSEP/FRANDの問題に関する依頼を多く受けています。時には主な交渉役として、また時には背後でサポートする信頼のおける助言者として、このような訴訟において顧客を援助するだけでなく、これらを回避また準備するための援助も行っています。同氏は、5G、コネクティッド・カー、IoT(モノのインターネット)の分野において既に包括的な経験を持つ数少ない弁護士です。

日々従事している業務の多くは、ライセンス供与、研究開発の契約、これらに関連する独占禁止法を含む技術移転に関連しています。そして、製薬業界における強制実施権の手続きを含めて、主要ライセンス供与プログラムに対する防御だけでなく、その作成、評価、施行において幅広い経験を持っています。 

同氏の顧客は、主に米国、アジア、欧州を本拠地とする大規模な多国籍企業や業界内の隠れたチャンピオンである非常に革新的な中小企業です。


弁護士、公認IP弁護士、商事調停人(MuCDR、ミュンヘン紛争解決センター)、パートナー

オフィス: ミュンヘン

言語: ドイツ語, 英語

+49 89 928 05-581
mueller-stoy(at)bardehle.de

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法的通知

私にとって生きることは、行動を起こすことです。真に卓越したサービスの一部として、私は、お客様のために積極的に、創造的に、必要であれば果敢に行動します。

以下の組織による推薦を受けています

出版物

EPLAW(欧州特許弁理士会)の特許ブログの編集委員会の会員としての業務を行うとともに知的財産法に関連する問題の記事も出版しています。

講義 & セミナー

ドイツ、英国、米国、中国で訓練を受けており、業務の国際的かつ戦略的な側面を最も楽しく感じています。同氏は、グローバルな知的財産分野のソートリーダーとして認知されており、国内や海外の多くの知的財産会議で講演を行っています。ミュンヘン工科大学で特許法の教授として、またミュンヘン控訴裁判所の司法試験プログラムの講師として学生に指導することに喜びを感じています。また、米国、日本、中国、欧州の大学で定期的に講義を行い、特許訴訟やライセンス供与の分野において多くの出版物を執筆しています。

資格

商事調停人(MuCDR、ミュンヘン紛争解決センター)の資格も取得しています。

メンバーシップ

長年に渡って、同氏は国際ライセンス協会(LESI)の紛争解決委員会副委員長を務めています。EPLAW(欧州特許弁理士会)の特許ブログの編集委員会の会員も務めています。また、同氏は、米国を本拠地とし、グローバルな特許訴訟問題に関連するセドナ会議にも深く関与しています。

2017年
2017年~現在

ミュンヘン工科大学の特許法の名誉教授

2010年
2010年~現在

BARDEHLE PAGENBERG(独ミュンヘン)のパートナー

2009年
2009年

ミュンヘン弁護士会よりIP専門弁護士として認定

2006年
2006年 - 2007年

商事調停人(MuCDR、ミュンヘン紛争解決センター)

2006年

East IP Legal Services法律事務所(中国、北京)の客員弁護士

2005年
2005年 - 2008年

アウグスブルク大学(独)で法学博士号(Dr. iur.)を取得(論文:「Proving and Inspecting the Object of Infringement according to German Patent Law(ドイツ特許法における侵害対象の証明と検査)」

2004年
2004年 - 2009年

BARDEHLE PAGENBERG(独ミュンヘン)でアソシエイト

2004年

弁護士実務を行う認可を取得

2004年

第2次国家司法試験 (法曹資格試験)

2002年
2002年

第1次国家司法試験 (卒業試験資格)

1998年
1998年 - 2004年

ドイツ国内の様々な国際法律事務所および米国のLeydig, Voit & Mayer法律事務所(イリノイ州シカゴ)、Baker Botts 法律事務所(オースティン)で研修生

1997年
1997年 - 2002年

レーゲンスブルク大学(独)およびアバディーン大学で法律学を専攻