ライセンス供与および技術移転
「知的財産」は、企業にとって最も価値ある資産の1つです。企業は、この「無形資産」に対する安全な法的保護を確保した後は、経済的成功の秘訣である戦略的なライセンス供与などにより、これを経済的に利用できます。
新規事業の立ち上げや既存事業の展開にあたって、特許、商標、著作権などのIP権のライセンス供与は、同社の市場における地位を強化させる効果的な手段となり得ます。IP権の利用に焦点を当てた商業契約の形態には、ライセンス契約、販売店契約、スポンサー契約、フランチャイズ契約、 共同マーケティング契約、研究開発契約、技術移転契約など様々なものがあります。このため、それぞれのビジネスモデルに合わせて適切な契約を注意して作成する必要があります。
昨今は、これまで以上にIPライセンスを使った事業が増加しており、このような商取引はグローバルな経済ネットワークの拡大に伴い、ますます多角化し、基盤にある技術も複雑になってきています。
このような状況の下でライセンス契約の草案を作成する際には、ドイツや欧州の独占禁止法に特に注意を払う必要があります。ライセンス契約に、独占禁止法に違反している条項ががあると、その条項や、最悪の場合はライセンス契約全体が無効となります。さらに、独占禁止当局から多額の罰金が課される可能性もあります。このため、独占禁止法に関する審査は非常に重要であるとともに複雑なものとなっています。
BARDEHLE PAGENBERGの弁護士は、特にIPや関連した技術がベースとなったサービスの開発やライセンス供与に関して、そのような契約の交渉、契約のレビューや草案作成などにおいて、幅広い経験を持っています。
BARDEHLE PAGENBERG
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